火事の不安が消えない

 強迫性障害の症状に、火事の不安が消えないというものがあります。

 

 外出中に火事になってしまうのではと不安になり、コンセントを抜いたかどうか、ストーブを消し忘れてないか、ガスコンロを使った後元栓を閉め忘れてないかなど何回も確認します。外に出ても、不安になり、家に戻ってまた確認します。多少の確認なら普通ですが、強迫性障害の人は過剰に確認してしまいます。

 

 外出前の確認に追われる症状が続くと、次第に出かけることができなくなります。そうなると、日常生活が難しくなりますので、早めに診断を受けて治療を始めましょう。