すれ違う人を傷つけてしまうと思う

 強迫性障害の症状に、すれ違う人を傷つけてしまわないか不安になるというものがあります。

 

 外を歩いていると、向こうから家族連れが。自分がすれ違うとき、その人達を傷つけてしまうのではないかと思い不安になります。そして、すれ違った後、傷つけたのではないかとまた不安になります。もちろん、傷つけた事実などありません。それでも、不安は消えず、自分が気づかないだけだと確認行為が始まってしまいます。

 

 このような症状が現れると、外出もままならない状態になりますし、どこに行くにも時間がかかってしまいます。まともな日常生活を送れません。症状が悪化する前に、医療機関で診断を受け、治療しましょう。