強迫観念

 強迫性障害の特徴に強迫観念というものがあります。

 

 強迫観念は、自分の意志に反して、頭に次々浮かんでくる嫌なイメージです。それと同時に、精神的な苦痛や不安などを感じます。

 

 例えば、

  • 細菌に侵されるかもしれない
  • 人に大怪我をさせるかもしれない
  • 天井が落ちてくるかもしれない

 といったものです。

 

 そんなはずはないと、本人も分かっているのですが、どうしても打ち消すことができません。そんな心の動きが強迫観念です。